F-1グランプリ  in  鈴鹿

 F1が3年ぶりに鈴鹿に帰ってきた 排気量2400cc V型8気筒DOHCエンジンが19000〜2000回転(一般車は6000〜7000回転)で 
 一周約5.8kmのコースを1分28秒台(平均速度208Km/h)で走り F1サウンドと呼ばれる独特な音が内臓に響き何とも言えません

10月2日(金)フリー走行 小雨・曇り・雨

各ドライバーは午前中コース確認とマシンのセッティングのためウエット路面を攻めていました。お昼頃から本降りになり
各マシンもピットに入ったままカッパを着て雨が止むのを待っていたが2時になっても雨は止まず あきらめて帰途に着く


10月3日(土)公式予選 晴れ

10チーム各2台のエントリーです。ドライバーの見分け方はヘルメットの色とその上にあるオンボードカメラの赤と緑で区別します



10月4日(日)決勝 晴れ

昨日に続いての晴天 よく日に焼けました


2009年10月4日 日本グランプリ・フォーミュラー1 第15戦決勝結果  鈴鹿サーキット 5.807Km 

 成績  ドライバー  チーム  エンジン
 1 15  セバスチャン・ベッテル  ドイツ   レッドブル・レーシング  ルノー 
 2  9  ヤルノ・トゥルーリ  イタリア  パナソニック・トヨタ・レーシング   トヨタ
 3  1  ルイス・ハミルトン  イギリス  ボーダフォン・マクラーレン・メルセデス   メルセデス
 4  4  キミ・ライコネン  フィンランド   スクーデリア・フェラーリ・マールボロ  フェラーリ
 5  16  ニコ・ロズベルグ  ドイツ   AT&Tウイリアムズ   トヨタ
 6  6  ニック・ハイドフェルド   ドイツ  BMWザウバーF1チーム  BMW
 7  23  ルーベンス・バリチェロ  ブラジル  ブラウンGPフォーミュラ1チーム   メルセデス
 8  22  ジェンソン・バトン  イギリス  ブラウンGPフォーミュラ1チーム   メルセデス
 9  5  ロバート・クビサ  ポーランド  BMWザウバーF1チーム  BMW
10  7  フェルナンド・アロンソ  スペイン  INGルノーF1チーム   ルノー
 11  2  ヘイキ・コバライネン  フィンランド  ボーダフォン・マクラーレン・メルセデス  メルセデス
 12  3  ジャンカルロ・フィジケラ  イタリア  スクーデリア・フェラーリ・マールボロ   フェラーリ 
 13  20  エイドリアン・スーティル   ドイツ   フォースインディアF1チーム   メルセデス
 14  21  ビタントニオ・リウッツィ  イタリア  フォースインディアF1チーム   メルセデス 
 15  17  中村 一貴  日 本  AT&Tウイリアムズ    トヨタ 
16 8  ロメイン・グロージャン  フランス  INGルノーF1チーム   ルノー 
 17  14  マーク・ウエーバー  オーストラリア  レッドブル・レーシング   ルノー
リタイア  11  ハイメ・アルグエルスアリ  スペイン  スクーデリア・トロロッソ  フェラーリ
リタイア  12  セバスチャン・ブエミ  スイス   スクーデリア・トロロッソ   フェラーリ 
欠場  10 ティモ・グロック   ドイツ  パナソニック・トヨタ・レーシング   トヨタ 

ファンからの大ブーイングで富士スピードウェイから主催者のトヨタが撤退して3年ぶりに鈴鹿に帰ってきたF1グランプリを見て
鈴鹿へは若いときからレース観戦に足を運び その後ライセンスの関係でレース主催者のお手伝いで多いときは毎週サーキットにいた時代から
20年以上経ち久しぶりの鈴鹿サーキットは大きく変わっていた
主催者発表で金曜日フリー走行3万1千人、土曜日公式予選7万8千人、日曜日決勝戦10万1千人と3日間合計で21万人が集まり三重県全体で 
120億円(?)の経済効果があったというからすごい  富士スピードウェイとの大きな違いは交通アクセスが整って混雑はするものの鉄道やバス
も増発され移動が割とスムーズに行ったと思われマイカーの駐車についてもサーキットの施設が満車状態でも民間の臨時駐車場も多く見られ
主要道には一般車と分けてサーキットに入りやすいよう地理に詳しい地元の人達が道案内をされ過去の経験が生かされているようでした 
サーキットの中ですが係員の方は混雑にも関わらず笑顔で礼儀正しいのが印象的でした ゴミの回収も状況判断でテキパキとされ喫煙場所も
定期的に設けられていたのはありがたい これらについては入場者のモラルも 大切だが隅にゴミや吸殻もなく一番感心したのは車イスの方を
多く見受けたが混雑するなか皆さん自然に道を空けるように歩かれる 圧倒的に若い人が多い サーキットだが怒鳴り声やトラブルも見られず
気持ちの良いF1観戦でした 。中での飲食も特に高いこともなく相場でした 食べ物の持ち込みについての規制もなく 我々も家からビールを
持って途中コンビニで弁当を買い中へ入りました。ちなみに民間の駐車場は1日4000円出入り自由でテントを張っても車中泊もOKのようでした 
今年は3日間で21万人でしたが 3年前は36万人だったので 混み具合は比較にならないが今回は公共の交通機関を利用した人が多かったように
思われた。ただチケットがちょっと高い気がしたのは僕だけではないと思うのでもう少し努力してもらいたい 
鈴鹿は知っているが三重県は知らない人が多い外部の人たちが集まるサーキットに地元の人達は暖かく迎えてくれる環境になっていた 以前は 
暴走族を誘発するような施設と思われがちだったが完全に市民権を得て県も市も全面的に応援する形が肌で感じられるようになったのは地元に 
本社を置くホンダとモータースポーツ関係者の地道な努力の賜物であろう